360度見られている!信頼を生む話し方と立ち居振る舞い
「あなたの第一印象、怖かったよ。」
28歳までの私が、同期にそう言われたことがあります。
大人になるまで、第一印象が「最悪」だったことに気づかなかったのです。
実は、、、、
CAの試験に受からなかった理由の一つも、そこにあったのかもしれませんね。
もともとおしゃべりな性格で、楽しく話すのは大好きでしたが、
早口で聞き直されることが多く、相手に伝わりにくかった
だからこそ今は、話の途中で「間」を大切にすることを意識しています。
そんな自分自身の経験を踏まえ、さまざまな研修の機会を頂いています。
先日、街の不動産屋さん「青木ハウジング」様のスタッフ15名の皆さんに向けて
《信頼される人の「話し方」と「あり方」講座》を担当しました。
その研修の内容をシェアしつつ、
接客や営業に携わる方々が明日から実践できるポイントをお届けできたらッて思います。
第一印象が信頼を左右する
怖いと言われた私の経験から
第一印象はわずか数秒で決まるといわれています。
実際の調査では、6秒?3秒?が一番多いでのです。
またメラビアンの法則は
「顔の表情」が66%、「声」が38%、「言葉」が7%というデータがあります。
ということは、話の内容(言語)より、表情や声(非言語)が圧倒的に印象を左右するのです。
笑顔とアイコンタクトの力
研修では、はじめに「笑顔伝言ゲーム」を実施しました。
列になって、後ろの人から前の人へ笑顔を伝えていくシンプルなワーク。
最初と最後では表情がまるで違うことに気づき、会場は大笑いでした。
これは「笑顔が伝播する」ことを体感できるワークです。
お客様も同じで、スタッフの笑顔が自然と周囲に広がります。
第一印象を良くする習慣
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表情筋を動かす「ウキウキ体操」
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頬を膨らませる「ふうせん体操」
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母音トレーニングで口の形を意識する
私がいろいろな研修で必ずと言っていいほど行うこの3つは
簡単であり、トレーニングを習慣化することに寄り
自然な笑顔作り役立ち、安心感を相手に与えるのです
Q&A
Q:第一印象を良くするために、最初に意識することは?
A:口角を上げ、アイコンタクトを添える。
それだけで相手は「安心できる人だ」と感じていただけます。
信頼される話し方と「きく力」
早口のデメリットと“間”の大切さ
私自身も早口が原因で聞き返されることが多かった経験があります。
興奮するとつい早口になりますが、相手は「落ち着きがない」と受け取ることもあるのです。
「間」をとるだけで、聞き手は安心して話を受け止めやすくなります。
「きく」ことの重要性
研修では「聞く」「聴く」「訊く」の違いを紹介しました。
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「聞く」=自然に耳に入る
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「聴く」=意識して耳を傾ける
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「訊く」=質問して理解を深める
接客では「聴く」姿勢が何よりも信頼を築きます。
信頼していただけるからこそ、その先があるのです♪
ペーシングで相手に寄り添う
ペーシングには3つの技術があります。
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バックトラッキング(相手の言葉を要点だけ繰り返す)
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ミラーリング(姿勢や表情をさりげなく合わせる)
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マッチング(声のトーンやテンポを合わせる)
相手は「この人は自分に寄り添ってくれる」と感じ、
心理的距離がぐっと縮まります。
距離が縮まると、受け入れてもらえている、理解してもらえている
という気持ちが大きくなるのです。
Q&A
Q:ペーシングって誰でもできる?
A:はい。相手の呼吸や会話のリズムを観察するだけで始められます。
360度どこからも見られている
立ち居振る舞いが言葉以上に語る
コミュニケーションの第一歩は挨拶
挨拶は「言葉」「態度」「心」の3つが揃って初めて成立します。
言葉だけでなく、姿勢やお辞儀、声のトーンまで含めて「信頼される挨拶」となるのです。
その方の全てが「あいさつ」に現れるのです。
在り方=非言語の存在感
研修でお伝えしたのは「在り方(Being)」。
声のトーン、表情、立ち居振る舞いに、その人のスタンスや心が表れます。
例えるなら灯台のように「この人に任せれば大丈夫」と思える存在感です
日常の小さな行動が信頼に直結する
・お客様が不在の時でも笑顔を忘れない
・同僚に対しても丁寧に接する
・360度、誰から見られても安心できる自分でいる
Q&A
Q:本当に背中や横顔まで見られているの?
A:はい。お客様はスタッフ同士のやりとりや表情も見ています。
その積み重ねが「信頼への一歩」なのです。
― 信頼される人の在り方
相手を家族のように大切に
接客の相手は「お客様」以上に、家族のように大切に思うこと。
それが自然な思いやりを生み、笑顔として表情に表れます。
「大丈夫、あなたもできる」
信頼される人になるのは特別な人だけではありません。
誰でも、習慣と意識の積み重ねで変われます。
信頼はスキルであり習慣の積み重ね
話し方や立ち居振る舞いは「技術」です。
「在り方」は日々の高い意識の積み重ねで身につく「習慣」です。
今日からできること( PDCA)
Plan(計画)
朝の挨拶に「笑顔+相手の名前」を必ず添える。
Do(実行)
会話で「間」を意識し、ゆっくり話す。
Check(確認)
相手の反応(うなずき・表情)を観察し、気づきをメモする。
Act(改善)
毎日一言、「明日はこうしよう」と宣言してみる。
研修の締めくくりでは
「明日からできる一言宣言」を社長はじめ皆様の前でシェアしていただきました。
大切なのは完璧な言葉よりも、真心のこもった笑顔。それがあればお客様は必ず信頼してくれます。
素晴らしい機会を与えてくださった「青木ハウジング」の皆さま(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ありがとうございました
お伝えするワタシは、皆さんのやる気と元気に触発されて
全力で3時間走り抜けました~(笑)
神奈川で物件をお探しの皆様には
青木ハウジング様をお勧めしまーす(*^▽^*)
笑顔で「いらっしゃいませ」とお迎えしてくださいます
【読んでくださった貴方へ】
この記事を読んでくださったあなた自身、
第一印象で悔しかった経験や「うまく伝わらなかった」と感じた出来事はありますか?